レジリエンスを高める育児法 ~育児と発達心理~

「自分の失敗を笑い、そしてそこより学べ。自分の苦労を笑い草にしつつ、それから勇気をかきあつめよ。困難を笑い飛ばしながら、それに打ち勝て。」これは人気小説「赤毛のアン」に出て来る言葉です。赤毛のアンはレジリエンスの代表的な人物と言われています。彼女は孤児として不幸な子供時代を過ごして、恵まれていない状況にあったのにも関わらず、賢くて愛情あふれるきちんとした女性に育ちます。彼女は緑屋根の家に住んでいる心が温かい老夫婦の養子となることをきっかけに愛情あふれる環境、いい友達関係、近所との頻繁な交流の中で育つようになります。筆者は彼女が養子になってからの環境が彼女をレジリエンスの高い女性に育てた一番の秘訣だと思っています。それでは、 我が子をレジリエンスが高い子に育てるにはどうすればいいでしょうか?

1.子供が自分の感情を表現できるようにする。(感情コントロールの基盤となります。)
子供は自分の感情を上手く言葉で表現できません。でも、写真や絵を見て自分の感情が肯定的なのか否定的なのか選ばせる事はできます。例えば、日差しが気持ちいい天気の写真、曇りの写真、雨の写真、激しい稲妻の写真、月と星がキラキラ光る静かな夜の写真を見せます。「OOちゃんの今の気持ちに一番近い写真はどれかな?」と聞き、子供に写真を選ばせます。子供がどの天気の写真を選んでもそれをそのまま受け入れてあげましょう。「こんなに悲しいってことなのね。」、「それについてもっと話してくれる?」、「どうしてこういう気持ちになったかな?」などと聞いて、子供が自分の感情について話せるように促しましょう。否定的な感情でもまず共感してあげて、話を聞き、感情に名前をつけてあげる事で、子供は自分の感情を理解する事ができ、やがて感情コントロールにも結び付きます。

 

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2020年10月06日